あきと

『むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに』

落合陽一「若者にとって大学をもっと魅力的な場所にするには」(2019年2月11日)

1つ重要なのは先生が大学だけの価値観で生きてないと割と自由っていうか学び直しで大学にもう1回入ってくるのも「全然いいよ。博士号取ると世の中が違って見えるよ!」みたいな感じがすごく重要。軽いように聞こえるが、この楽しさが知的興奮のベースだと思う。そういうシニカルではなく、ポジティブな考え方でアカデミックを初心で見て皆は研究業界に入ったはずなのに、いつのまにか価値尺度が論文数のゲームになってしまうとまたちょっと違うゲームに移っちゃうっていうか何かそれを持ってる自分を否定する経営者の自分がいたり、経営者の自分を「お金より大切なものがあるだろ」と思って研究してる自分がいたりとかそういう複数の価値尺度を持ってる箱を作って向いている子は実業の方に入れたりとか「この子はノってるから研究をやらせた方がいいな」と思ったらどうぞみたいな感じとか「アートやりたいので留学行きたいです」と言ってたら「じゃあいってらっしゃい」みたいな感じのスタイル。どうやって自分の所に一箇所に囲ったりしないかってことがポイントだと思う。日本の先生は学生を囲いたがるんですよね。経営者もそうなんですけど。あんまり囲わない方が社会にとって良いと思ってます。