あきと

『むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに』

若新雄純「高校生へ贈る"はじめての投票・選び方"」

政局が混乱する中で先生や親が「どこの党が良いのか」と聞かれても答えられないと思うんですよね。僕はまぁ20歳前後の頃は「意識高い系」の筆頭のような若者でしたけど、それでもよく分かってなかったんですよ。一生懸命、投票に行かなきゃと思ってたけど政治の文脈だったり自分のポリシーを持つのに時間がかかるじゃないですか。だから最初の選挙をどうやって選ぶのかは大切だけど、とても難しいと思うんですね。いろいろニュースを見てたら学校でも選挙のことを先生が指導しているらしいんです。だから高校3年生の18歳は投票するんですよ。んで先生は「候補者の公約をしっかり見て…」とか「正しい情報を収集して…」と言いますけど自分が20歳の頃をイメージした時にですよ、たくさんの候補者がいるなかで自分のポリシーを持ってないのに納得のいく選択ができるのかというと僕は相当、難しいと思います。だからといって家族の中でも誰に投票するのかといった会話はタブー視されている所も多いよようで「お前どうする?」みたいな会話が起きづらい訳じゃないですか。そうするとニュートラルかもしれないけど、選挙の時において「ニュートラル」という言葉は幻というかよく分からないですよね。そこで僕はですね、考えました。

【不完全版、若新流候補者選びメソッドver1】