あきと

『むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに』

ひろゆき「30歳までにやっておきたいこと」(2021年7月12日)

Q.日経新聞は読みますか?

A.大学生の時に1ヶ月間だけ取りました。新聞を自分で買って読んでみるっていうのを1回やろうと思って取ったんですけど、隅から隅まで広告も含めて読むっていうのをやったんですが大体、2〜3時間かかるんですよ。「これ毎日は無理だな」と思って1ヶ月で解約しました。大学生だったので何を読むべきで何を読まないべきか分からなかったので「とりあえずビジネスマンとやらは日経新聞を読んでるらしい」というのがあったから読みました。

Q.社会人になって最初にした仕事は?

A.バイトを含めると中学生からラーメン屋をしてました。大学在学中はHPの制作会社を作りました。

Q.大学生の間にやっておいた方が良いことは?

A.「免許を取ること」と「クレジットカードを作ること」ですかね。社会人になると免許を取りに行く暇がないんですよ。合宿にしても1ヶ月以上、自動車学校に通うにしても土日だけだと半年以内に受け切ることができなくて、結果的に通ったんだけど取れなかったみたいな話も聞くので。クレカに関しては聞いたこともない中小企業に入ったり自分で会社を作っても審査に落とされたりするんですよね。僕、30歳くらいの時に彼女とビックカメラに行ってビックカメラのクレジットカードを作ろうとしたんですよ。うちの彼女はうちの会社所属のデザイナーとして申請して通ったんですが、僕だけ何故か横に呼ばれて「西村さん、審査に通らなかったんです」って言われたんですよ。僕、役員なのに。っていうのがあって経営者ってクレジットカードを作れない場合があるので大学生の内に作る方がいいんじゃないかなあと思います。

Q.30歳までにしておくべきことは?

A.「外国に住んでみる」ですかね。旅行は社会人だとお金があるからいつでも行けるんですが、旅行者として暮らすのと生活者として暮らすのは結構、違うので。外国で暮らしてみて「この国って割と過ごしやすいな」とか「こんな感じだったら働けそうだな」と分かる人と「これ絶対に無理だわ。まじ日本好きだわ」っていう人と分かれると思うので自分の人生の選択肢を確認するっていうのはやっておいた方がいいんじゃないかなあと思いますけど。僕は大学生の時に1年間、アメリカの大学に行っているのでアメリカで生活して金を稼ぐっていうのをやってたので「アメリカならやっていけるわ」っていうのを分かってたので日本が面倒くさかったらいつでもアメリカに行こうっていう状態で生活してました。日本に居る間も年間の半分近くは海外旅行をしつつって感じでダラダラ過ごしてましたけど。別に僕はどこでも住めるのでどこでも良いんですけど。ネットさえ繋がれば。

Q.社会人になるとハードルが高いと思うんですけど…

A.普通の人って大体、転職を何回かするんですけどその時に割と「仕事、休みます」っていうので有休消化とかで1ヶ月間くらい何をしなくてもお金を貰える時間があったりとか1回辞めてみて失業手当を貰える形にすると半年くらい何もしなくてもお金が貰えたりするじゃないですか。なので自分がどういう仕事を向いてるのか、そもそも仕事しなきゃいけないのかっていうのは他の離れた視点から1回、見た方が良いと思うんですよね。世の中って働いてなくて幸せに暮らしてる人って結構いるので。日本人って「会社を辞めるととんでもないことになる」と思ってる人がいるんですけど他の国ってそういう事をあまり思ってない人が多いので。そういう緩い感覚があった方が人生ラクじゃないかなあと思います。

Q.でも中々、将来の収入が不安とか子ども産まれたらお金貯めないといけないと思った時にそういう決断ができないんですけど、どうしたら楽天的にテイクイットイージーみたいに考えられるのかなあと…

A.「お金がないと不安」という考え方自体が正しいのか確認してないのが問題だと思うんですよね。例えばテレ東で働いてる方ならそれなりの年収があるので結構良い額の貯金が出来るはずなのに出来てないのは支出が多いだけなんですよね。日本だけでもバイトで暮らしてる夫婦の元に生まれましたっていうので子育てしてますっていう家庭はザラにあるんですよね。じゃあその人たちが不幸なのかというと別に楽しく暮らしてますっていうのが地方に行けばいっぱいあるのでそもそも不安に感じてること自体が間違いじゃないの?と確認するのって、そこから離れないと分からないんですよ。自分の今の会社にいると今の会社の人たちしか周りにいないし、それが当たり前だと思っちゃうし、良い大学に