あきと

『むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに』

立花孝志vs高須克弥(2019年8月24日)

・経緯の概略

タレントのマツコ・デラックス氏が7月29日放送のTOKYO MXの番組で立花孝志氏が党首を務める「NHKから国民を守る党」について「今のままだと、ただの気持ち悪い人たち」「ふざけて入れている人も相当数いるんだろうなと思う」と発言。立花氏は8月12日に同局を訪れ、マツコ氏が出演する番組の生放送中のスタジオ前で、29日の放送での発言について抗議を行う。

 

立花:意見っていうのでそういう人がどれぐらいいるのかを調べてやってるなら調査報道だが、マツコさんの主観を述べることについては合理的な理由がないのに言うのは如何なものか。ただ一方でそれに対して反対の意見を言うコメンテーターとかが誰かいれば公平中立が保たれるんですが、個人の意見を公共の電波を使ってやられてるってことに対して、しかもそれが批判されてる人が有権者、一般国民ですから。僕に対する批判は好きにやってくれたらいい。それをネット上でやられる分には問題ないです。公共の電波を使っていることに関して僕は言っている。

・立花氏の言動に対して高須氏が「営業妨害ではありませんか」「日本では言論の自由が認められていると信じております。不快な言論に対する抗議も自由です。しかし営業中の仕事場にアポイントもなく押し掛け妨害する自由までは認められないと存じます」などの見解を示す。

立花氏が高須氏のTwitterを一時ブロックするが、のちに解除。その後のやり取りを経て討論を行うことに。

 

立花:言論の自由なのでどうぞして下さい。ただ僕は理解できない人と言論をするつもりはないので高須先生であろうが誰であろうが「この人、変なこと言ってるな」と思ったら全部ブロックしてるだけのこと。国会議員がブロックしてはいけないってことは何もない。先方が名前を出して手紙を寄越すとか身元を明かしてる方については良いと思うが、Twitterは公式のものではなく各自が好きにやればいいと思っていて別に高須さんがこういう意見をお持ちなんだっていうのは「あぁこの分からないおっちゃんに対していちいちコメントすることもないし、僕の情報をタダで見せる必要もない」ってことでブロックしたに過ぎない。

高須:立花さんの発言には失望した。バラエティ番組ですからマツコさんのキャラクターが面白くて見てる番組なんですよ。だからね全部、みんなが喜ぶようなことを言ってたら番組になりません。面白いんです、あの毒舌が。バラエティ番組だからどんなことを言ったって楽しく見ればいい。